靴を整理整頓するのに役立つ「シューズラック」。ちょっとしたスペースを活用しながら玄関の収納力を上げられるため、一人暮らしなど玄関が狭い場合に重宝する人気グッズです。
そこで今回は、シューズラックのおすすめアイテムをご紹介します。気づくと増えてしまって雑多になりがちな靴を整理整頓して、玄関をすっきりまとめましょう。
シューズラックとは？
シューズラックとは、靴を収納するための棚・ラックのことです。玄関の近くに設置するのが一般的で、備え付けの靴箱の補助的な役割で使われるケースが多いアイテム。数が増えて収まりきらない靴をまとめたり整理整頓したりするのに役立ちます。
ちょっとしたスペースを有効活用しながら設置できるモデルが多いため、狭い玄関でも使いやすいのがメリット。オープンタイプであれば、見せる収納としても使えます。家の顔ともいえる玄関を、すっきりおしゃれに演出できる便利グッズです。
シューズラックの選び方のポイント
種類で選ぶ
縦の空間を有効活用できる「タワータイプ」
タワータイプは縦に長いため、設置面積を少なくしながら収納スペースを増やせるのが魅力。製品によって段数はさまざまなので、収納したい靴の数に合わせて選びやすいのもポイントです。
高さがあるほど不安定になりがちなため、安定感や耐荷重をチェックしておくのがおすすめ。棚とフレームだけのオープンタイプであれば、設置時の圧迫感を軽減するのに役立ちます。
玄関が狭い場合は「突っ張りタイプ」がおすすめ
突っ張りタイプは、厚みがないので省スペースで設置しやすいのがメリットです。天井近くまで収納できるモデルであれば、狭いスペースで多くの靴を保管できて便利。一人暮らしや玄関が狭い方におすすめのタイプです。
なかには、横方向に伸縮できるモデルもあります。備え付けの靴箱下など、デッドスペースを有効活用できるのが魅力です。
靴の脱ぎ履きにも役立つ「ベンチタイプ」
ベンチタイプは天板部分に腰掛けられるので、足腰への負担を軽減しながら靴の脱ぎ履きができるのがメリット。ブーツなどの手間がかかりやすい靴の着脱時をはじめ、普段の靴の脱ぎ履きがスムーズに行える環境を作れます。
腰掛けを別に用意する必要がないため、足腰に不安がある方にもおすすめ。ほかのタイプより収納力は劣りますが、おしゃれなモデルが多いのでスタイリッシュな空間を演出できるのがポイントです。
サイズと靴の収納数をチェック
シューズラックは製品によってサイズがさまざまなので、玄関の設置スペースにしっかり収まるモノを選ぶことが大切。サイズが大きいほど収納力が増しますが、大きすぎると圧迫感を覚えたり使い勝手が悪くなったりするので注意が必要です。
設置する床面積が少ない場合は、縦の空間を活用できる縦長モデルがぴったり。また、靴を斜めに設置するモノは、奥行きスペースを節約できるのがメリットです。
収納できる靴の数を表記したモデルが多いため、事前にチェックしておくのがおすすめ。収納したい靴の数と設置スペースを考慮したうえで、使いやすいシューズラックを選びましょう。
「通気性重視」or「生活感軽減」で選ぶ
玄関は室内と屋外を隔てる場所なので、天候や気候によっては湿度が高くなったり温度差による結露が生じたりしやすい面があります。オープンタイプのシューズラックは風通しがよいので、カビやニオイの発生を抑えながら靴を衛生的に保ちやすいのがメリットです。
一方、オープンタイプは、靴を隠せないのが難点といえます。生活感を軽減しながら玄関をすっきりまとめたい方は、目隠し効果を発揮する扉やカバーが付いたモデルをチェックしましょう。
一人暮らしにおすすめのシューズラック
山崎実業 浮かせる伸縮シューズラック タワー
下駄箱の下に挿し込むだけのシューズラックです。デッドスペースを有効活用できるため、狭い玄関で重宝するおすすめモデル。浮かせた下にも靴を収納できて便利です。また、幅は伸縮可能。靴の数やスペースに合わせて使えるのがメリットです。
山崎実業 伸縮シューズラック フレーム
約41～70cmのあいだで伸縮するシューズラックです。男性用シューズなら最大約6足、ヒールなら約8足を収納可能。下駄箱下やちょっとしたスペースなどへ手軽に置いて、収納力を高められます。また、2段まで積み重ねられるので、靴が増えても対応しやすいのが魅力です。
COLLEND アイアンシューズラック ISR-DB
スチールと天然木を組み合わせたデザインがおしゃれなシューズラックです。工具不要で、玄関に立て掛けるだけで設置完了。棚板は折りたたみ式のため、ブーツといった高さのある靴も収納できます。天板には靴だけでなく小物などを置くこともできるので、こだわりの玄関を演出可能です。
山善 シューズラック スリム SR-308R
奥行き26cmとスリムで高さがあるため、狭い玄関にぴったりのシューズラックです。収納目安は8足。靴は斜めに入れますが、靴置き用のこぼれ止め付きなので安心しやすいのがポイントです。また、脚部にはアジャスターを搭載。高さがありますが、優れた安定感を発揮します。
FRAMES＆SONS スタックラック シューズラック 5 UD07
宙に浮いているように靴を積み重ねられるシューズラックです。スチール製のスタイリッシュなデザインで、玄関をおしゃれに彩ります。5段式で靴ベラや傘を引っ掛けることもできるため、優れた収納力を発揮。底面には滑り止めを施しているため、安心して使いやすいのがポイントです。
Air Rhizome Interior ヴィンテージウッド収納付きベンチ ルイス
ベンチタイプのシューズラックです。腰掛けられるため、靴の脱ぎ履きが楽に行えて便利。風合いのある天然木にマットなフレームを組み合わせた、ヴィンテージテイストのおしゃれなデザインも魅力です。サイズは約幅70×奥行30×高さ40cm。6足程度の靴を収納できます。
ステラNEXT 突っ張り シューズラック
突っ張りタイプのシューズラックです。高さは205～270cmのあいだで調節可能。天井へはスプリング付きプロペラで固定するため、天井が傷付くのを予防します。設置スペースを節約しながら最大11足収納できるので、玄関が狭い一人暮らしの方にぴったりです。
ぼん家具 スリムシューズボックス 2個セット
扉付きのシューズラックです。通気口を設けているため、湿気やニオイがこもるのを予防。生活感を軽減しながら、衛生的に靴を保管できます。2個セットで、1個あたりのサイズが幅27.1×奥行36.1×高さ64.3cmとコンパクト。30cm程度のすき間があれば設置できて便利です。
また、横に並べることも縦に積み重ねることもできるので、玄関のレイアウトやスペースに合わせやすいのが魅力。横並びにすれば天板を小物置きとして活用できるなど、使い勝手のよさもおすすめポイントです。
まとめ
玄関のスペースを有効活用しながら靴の収納力を高められるシューズラック。タイプやデザインなどさまざまですが、設置スペースと収納数を考慮しながら選ぶことが大切です。お気に入りのシューズラックを見つけて、家の顔である玄関をすっきりおしゃれに仕上げましょう。
